夜空に出現した光の筋=5月7日午前2時25分ごろ、福井県坂井市坂井町(坂本幸一さん撮影)

 「福井の空が今ヤバイ! 無数の星が落ちてきてるみたい」―。5月6日夜から7日未明にかけて、福井県福井市や坂井市など嶺北地方の広い範囲の空で「光柱(こうちゅう)」と呼ばれる珍しい現象が見られた。ツイッターなど会員制交流サイト(SNS)には夜空を光の列柱が彩る写真が次々に投稿された。福井新聞の調査報道「ふくい特報班」にも情報が寄せられた。

 福井地方気象台によると、上空5千メートルほどの高い所にある薄い雲が含む氷の粒に、地上からの光が反射する現象。6日午後9~11時に目撃情報があったという。

 同気象台の長井光明気象情報官は「年に何度も見られない珍しい現象。今回は操業中の漁船の光が反射した“漁火光柱(いさりびこうちゅう)”の可能性がある」と説明した。同様の現象は昨年4月にも敦賀市周辺で見られた。