北信越地区高校野球県大会で優勝し、閉会式で整列する敦賀気比ナイン=5月4日、福井市の県営球場

 間隔を空けて並び、マスクを着けて静かに優勝の喜びをかみしめた。第144回北信越地区高校野球県大会(福井新聞社後援)の閉会式に参加する敦賀気比高校の選手たち。2回戦以降は無観客で実施されたため、優勝が決まった瞬間も球場は静寂に包まれていた。

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 無観客試合は、福井県独自の緊急事態宣言を受けた措置。球場内の人数を減らすため、野球部マネジャーが行っていた会場アナウンスも県高校野球連盟の役員が代行した。

 同連盟の中川秀樹理事長は「本来スタンドで応援できたベンチ外の選手も観戦できなくなり、かわいそうだった。でも、なんとか大会を最後までやりきれてよかった」と安堵(あんど)の表情。無観客は寂しかったという敦賀気比高の大島正樹主将は「夏こそはたくさんの人の前で野球がしたい」。希望を胸に、また練習に励む。

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 第144回北信越地区高校野球県大会(福井新聞社後援)最終日は5月4日、福井市の県営球場で決勝が行われ、敦賀気比が11―5で福井商を下し、優勝した。春季県大会の優勝は2015年以来10度目。敦賀気比は北信越大会(6月5日から4日間・新潟)に出場する。