オートバイ死亡事故の特徴

 福井県警は2016~20年のオートバイの死亡・重傷事故の分析結果を公表した。春と秋に多発し、死亡事故はいずれも郊外のカーブで発生している。ゴールデンウイーク(GW)期間中はツーリングなどで交通量の増加が予想され、県警は道の駅などライダーの利用が多い施設での啓発や取り締まりの強化を図る。

 県警交通企画課によると死亡事故は12件13人、重傷事故は61件63人。全体の約4割は県外居住者の事故だった。月別では5月(12人)、10月(11人)、9月(9人)、4月(7人)の順に多かった。約8割超が昼間に集中し、路線別では国道や県道などの幹線道路が77%(56件)、通行目的別ではドライブや観光が75%(57人)を占めた。

 12件の死亡事故は全て郊外のカーブで発生。うち10件は左カーブだった。市街地で発生した重傷事故は22件で、そのうち半数の11件は車が右折、オートバイは直進での事故だった。

 過去5年の4、5月の死亡事故は4件で大野市、敦賀市、若狭町、おおい町の幹線道路で発生。全て観光、ドライブ目的で、うち3人は県外居住者だった。

 カーブで死亡事故が多発していることを受け、同課の竹岡信秀管理官は「緩やかに見えるカーブでも、確実に減速して進入してほしい」と呼び掛けている。