夜空を鮮やかに彩った福井フェニックス花火=2019年8月2日夜、福井市深谷町から市街地方面(多重処理)

 福井県福井市の福井フェニックスまつりのメインイベントの一つ、福井フェニックス花火について、主催する市観光協会が、今夏の中止方針を固めたことが23日、関係者への取材で分かった。中止は2年連続。新型コロナウイルス感染防止対策が困難と判断したとみられる。今後、まつりの実行委員会に諮る。

 今夏のフェニックスまつりは、東京五輪の開催や感染防止対策の観点から、8月21、22日と28、29日に分け、市中央公園をメイン会場に、民踊・YOSAKOIイッチョライ、「100万人のためのマーチング」などを開く方向で調整されていることが分かっている。

 関係者によると、入場制限などの対策や大幅な縮小を検討したが、実施すれば一定数の来場は避けられず、市民ら来場者の安心安全を担保することが困難と判断したもようだ。

 フェニックス花火はまつりの主体事業の一つで、約1万発が福井の夏の夜空を彩った2019年には、会場の足羽川河川敷周辺に約8万5千人(主催者発表)が訪れた。

 まつりの実行委員会は、コロナ感染拡大に伴う県の緊急事態宣言発出を受け26日に開催予定だった本年度の初会合を延期した。