「やまとも」つるが真鯛ラーメンのセット=福井県敦賀市神楽町1丁目の「やまとも」

彩波の敦賀真鯛らーめん=福井県敦賀市若葉町1丁目の日本海さかな街

 福井県の敦賀湾で養殖される「敦賀真鯛」のラーメンが敦賀市内でお目見えしている。市内随一の観光名所である気比神宮近くの店舗と、日本海さかな街にある店舗では、ともにタイのうまみが凝縮された一杯が人気を集めている。

 ▽お料理やまとも

 敦賀市神楽町1丁目の割烹「お料理やまとも」では月に60~70食限定で敦賀真鯛ラーメンがメニューに載る。店主の竹内祥悟さん(34)が「割烹だからできる」と話すスープは、真鯛をはじめ、若狭ぐじやノドグロ、クエなど料理で使用した季節の魚のあらがふんだんに使われている。

 魚のあらは干したり、焼いたり下処理し、鶏がらやリンゴ、タマネギも加えて煮出した塩ベースの濃厚白湯スープ。こがしタマネギがアクセントに盛り付けられ、ねりゴマや白ネギなどで作ったゴマクリームはお好みで溶かしながら味の変化を楽しむ。

 竹内さんは「親しみやすいラーメンを通じて、敦賀真鯛のおいしさを多くの人に知ってもらいたい」と話している。ミニ鶏天丼や小鉢とセットで1200円(税込み)。提供中かどうかは、同店のフェイスブックページで確認できる。日曜定休。

 ▽Sea of Japan 彩波

 敦賀市若葉町1丁目の日本海さかな街にある「Sea of Japan 彩波(いろは)」。京都で懐石料理の修業経験があるオーナーの今村裕一さん(39)が「敦賀ブランドの鯛を知ってもらいたい」と4月に出店した。

 敦賀真鯛を圧力ずんどう鍋で骨が溶けるまで煮出したスープで、塩ラーメンに仕上げた。真鯛の切り身、カイワレ大根、岩のり、ぶぶあられをトッピング。レモンで味の変化も楽しめる。ごはんに岩のり、ぶぶあられを載せた「お茶漬けセット」もあり、お茶ではなくスープをレンゲで注ぐ。

 今村さんは「敦賀真鯛のうまみ、風味を凝縮した一杯になっている。彩りとともに味わってほしい」と話している。

 敦賀真鯛らーめん900円、お茶漬けセット付き1100円(ともに税込み)。火曜定休。午前10時半~午後4時半(スープがなくなり次第終了)。