4月22日にオープンする道の駅「越前おおの 荒島の郷」=4月20日、福井県大野市蕨生

 福井県大野市蕨生の道の駅「越前おおの 荒島の郷」が4月22日、オープンする。新鮮な農産物を並べる物販コーナーや地元産食材を使った飲食テナント、県内初出店のアウトドア用品大手「モンベル」などは開店準備を着々と進めている。20日、報道陣に公開された。

 「荒島の郷」は県内17カ所目の道の駅で、大野市と福井県が総事業費約35億円をかけて整備した。大規模災害時には防災拠点としての役割を担い、国交省の「防災道の駅」認定を目指している。指定管理者の中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋が運営する。

 県内最大規模となる約5万平方メートルの敷地に、鉄骨平屋建て約5千平方メートルの施設を建設。車やバイク216台分の駐車スペースを確保した。物販コーナー「荒島マルシェ」には市内業者らでつくる「道の駅産直の会」の会員が地元素材を使い開発した菓子や総菜など約80点の新商品、地元の農林産物などを並べる。モンベルは約1万点を扱うストアやカフェを出店。屋外でカヌーやクライミングの体験型サービスも提供する。ほかに観光案内所、トイレ、休憩スペースなどがある。

 新型コロナウイルスの感染対策として、フードコートの机などに抗菌、除ウイルスなどの効果がある光触媒コーティングを施した。入り口で検温、消毒を行う。市によると、混雑状況によっては入場を制限する場合もある。市担当者は「子どもから大人までが楽しんでもらえる施設になった。多くの人に訪れてもらいたい」と話している。

 22日は午前9時半から開駅式典を行い、午前10時半から一般開放する。