2019年に行われた福井フェニックスまつりで、躍動感あふれる演舞を披露するヨサコイの参加者=2019年6月3日、福井県福井市中央1丁目

 今夏の福井県福井市の福井フェニックスまつりが8月下旬に2週にわたり開催する方向で調整されていることが4月20日、関係者への取材で分かった。新型コロナウイルス感染防止のため、8月21、22日と翌週の28、29日に分ける。例年数万人を集める福井フェニックス花火の開催可否を含め、4月26日に開く実行委員会で発表する。

 フェニックスまつりは例年8月上旬に、福井フェニックス花火、民踊・YOSAKOIイッチョライ、「100万人のためのマーチング」の三つの主体事業などを実施している。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、福井豪雨があった2004年以来、2度目の中止となった。

 関係者によると、東京五輪の開催時期と重なることも踏まえ、例年から開催日程を変更した。

 また、民踊・YOSAKOIイッチョライは中央大通りでのパレード形式を取りやめ、マーチングとともに、入場制限など感染対策が実施できる福井市中央公園をメイン会場とする計画。サテライト会場を設けるなど人が滞留しない方法も検討する。今後、各イベントの開催日程などの詳細を詰めていく。

 まつりは福井空襲や福井地震からの復興をアピールし、さらなる発展を願って1954年に始まった。2019年は三つの主体行事に14万人超が訪れた。市は本年度当初予算に、フェニックスまつり開催費用3600万円を計上している。