福井県庁

 福井県は4月13日、これまでに新型コロナウイルス感染が判明していた8人から、新たに変異株が確認されたと発表した。県内の変異株確認は3月以降で16系統61人となり、感染者全体(29系統120人)の半数を超えた。いずれも県外由来とみられ、県は「関西をはじめ、どこでも感染する可能性がある。最大限の予防対策を取ってほしい」と呼び掛けている。

 県によると、変異株の感染者は県外で飲食を伴う行動があり、福井に戻って陽性が分かるケースがほとんど。変異株の16系統を除いた13系統のうち、3系統は調査中。

 変異株は従来株よりも感染力が強いとされる。一方で、県によると、県内の変異株感染者1人が家族以外に感染を広げた平均人数は現時点で2・1人で、県内の第1波2・5人、第2波2・8人、第3波2・7人を下回っている。県の窪田裕行健康福祉部長は「少なくとも変異株だから感染度合いが強いという状況にはない」と述べた。

 県は国の通知を受け、9日に変異株の患者の退院基準を緩和している。