ミニアルバムをリリースした「SOIL&“PIMP”SESSIONS」の「社長」さん

 男性5人組のジャズバンド「SOIL&"PIMP"SESSIONS(ソイルアンドピンプセッションズ)」がミニアルバムをリリース。メンバーの「社長」さん(43)=福井県越前市出身=がこのほど、福井新聞社を訪れ、「今のバンドの源流が分かる一枚」と、初のジャズカバー作品集をアピールした。

 社長さんは2019年から、福井市中央公園の野外音楽祭「ワンパークフェスティバル」の音楽顧問も務める。01年結成の同バンドでは、声を出して聴衆をあおるアジテーターを担う。

 1年3カ月ぶりにリリースしたミニアルバム「THE ESSENCE OF SOIL」は、メンバーそれぞれが影響を受けた1曲をセレクトしカバー。米ジャズピアニスト、マッコイ・タイナーの作品など7曲を収めた。スタンダードだけではなくロック曲もあり、「デスジャズ」とする独自スタイルを貫く同バンドが今に至るまでどんなルーツを持つのかが垣間見える1枚。

 大スタジオで全員が集まり、一発録りした。音の修正もあえてしていないという。「リアルな音で、奥行きやライブの空間を楽しんでもらえると思う」と社長さん。

 曲への思い入れや選んだ理由を、メンバーがライナーノーツに記している。音楽配信だけでなくCDでのリリースは「芸術のフォーマットだから、できる限り形に残したい」との思いから。ビクターエンタテインメントから、2530円で主要店で取り扱い中。