シートノックする福沢卓宏監督=福井県福井市の福井フェニックススタジアム

 野球の独立リーグ、BCリーグの福井ワイルドラプターズが勝負の2季目に臨む。西地区を制した昨季からの残留選手は9人だけで、新戦力との連係強化を進めている。運営を巡っては、球団と選手が一体となって新事業に挑戦する。4月10日の開幕戦を前に、福沢卓宏監督(39)と小松原鉄平社長(36)が展望を語った。

 ▽福沢卓宏監督インタビュー

 -今季の特徴は。

 「打撃は昨季以上に力がある。上下大地(福井県若狭町出身)、阪口竜暉(敦賀気比高校出身)、元楽天の中村和希兼コーチが中心だ。得点を重ねて逃げ切りたい」

 -昨季はチーム盗塁数がリーグ最多の125をマークし機動力が光った。

 「(リーグ1、2位の盗塁数を記録した)俊足2人の退団の影響はある。しかし寺田祐貴、古賀尊ら上位打線を軸に走る好機は逃さない」

 -昨季MVPのエース浜田俊之が残留した。投手陣は。

 「同じく残留組の高橋康二(福井工業大学出身)と仲里翔貴を加えた3人を先発の柱に据える。課題は中継ぎから抑え。各投手の奮起を期待する」

 -西地区の勢力図は。

 「滋賀は選手ががらりと変わった。オープン戦は2連敗しており、特に長打に警戒したい。富山は外国人の強打者が退団した。石川も昨季ほどの打力はないという見方もあるが、十分注意する」

 -西地区2連覇へ決意を。

 「昨季に続き指揮を執る。野球ができる感謝を込めてファンに楽しんでもらい、結果を残す。練習生を含め選手は40人と大所帯になった。チーム内で良い競争を促したい」