4月5日にオープンする福井信用金庫の「未来プラザふくしん」=福井県福井市中央1丁目

 福井県福井市中央1丁目のハピリン西側で進められている再開発事業で、福井信用金庫(本店同市、岡本一夫理事長)が取得した3階建てオフィス棟が完成し、4月5日に同信金の「未来プラザふくしん」が移転オープンする。1階は中心市街地活性化や新事業創出に向けた交流拠点として第三セクターまちづくり福井と共同運営し、5月ごろに開所する予定。

 建物は「ハニー食市場北の庄」跡地一帯の「中央1丁目10番地」再開発事業区域の北東側に位置。鉄骨造り3階建て、延べ床面積は約460平方メートル。

 2~3階は、鯖江市の神明支店2階に置いている個人向け各種ローンや資産運用相談の拠点「未来プラザふくしん」を移転。銀行窓口業務は行わない。職員3人が勤務する。

 同信金が所蔵する福井藩関係の史料を展示する「れきしん」コーナーも設置。藩祖の結城秀康や16代藩主松平春嶽らの書の掛け軸など6点を展示しており、定期的に所蔵品を入れ替える予定。観覧は無料。

 1階は当初、アンテナショップ誘致を目指していたが、北陸新幹線県内開業1年遅れや新型コロナウイルス禍の影響でテナント募集が難しく、方針を変更。「ふくしん未来Lab.(ラボ)」の名称で、県都のにぎわいや新事業の創出、創業者を支援する交流拠点とする。まちづくり福井、同信金の職員が交代で常駐する。

 同信金は「官民が対話を通じて新たなアイデアや価値を創造する場所にしたい」としている。