捕獲されたリュウグウノツカイ=3月30日、福井県若狭町世久見の福井県海浜自然センター

 福井県若狭町世久見沖の定置網で3月30日、細長い体に赤いひれが特徴の深海魚「リュウグウノツカイ」が捕獲された。体長3・7メートル、体高25センチ。近くの福井県海浜自然センターで展示され、訪れた親子連れらが見たり触れたりした。

 午前6時ごろに地元の漁師が生きたまま捕獲。帰港途中に死んでしまったが、きれいな状態だったため、同センターに運ばれた。福井県水産試験場などによると、リュウグウノツカイは太平洋などの水深200~千メートルに生息するが、生態は謎に包まれている。1~4月に日本海沿岸でまれに見つかるという。

 京都府から同センターに訪れていた男児は「目も体も大きくてびっくり。ひれがぬるぬるしていた」と興味深そうだった。

 リュウグウノツカイは同日、同県坂井市の越前松島水族館が引き取った。標本にして展示するか検討するという。