「すいせん」(手前)など4基の地球観測衛星=2020年11月26日午前、東京都中央区

 福井県や県内外の企業、研究機関でつくる県民衛星技術研究組合が開発・製造した県民衛星「すいせん」を載せたソユーズ2ロケットが3月22日、中央アジア・カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。

 県民衛星「すいせん」は、県民衛星技術研究組合に参画する宇宙関連ベンチャーのアクセルスペース(東京)が開発・製造した縦横60センチ、高さ80センチ、重さ100キロの超小型地球観測衛星。600キロ上空から地表を幅57キロにわたり撮影でき、2・5メートル四方の物を識別できるカメラを備える。県内企業の宇宙産業参入を目指す、県民衛星プロジェクトの要。県内企業も組み立てや試験に関わり、一部の部品を製造した。

 当初は3月20日に打ち上げられる予定だったが21日に延期。再延期となって迎えた22日、ついに宇宙へ飛び立った。