「すいせん」(手前)など4基の地球観測衛星=2020年11月26日午前、東京都中央区

 福井県や県内外の企業、研究機関でつくる県民衛星技術研究組合が開発・製造した超小型の地球観測衛星「すいせん」について、県は3月21日、衛星を搭載したソユーズ2ロケットの打ち上げが再延期され、22日以降になると発表した。県によると、ロケットの技術的な問題が原因とみられる。当初は20日に中央アジア・カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げる予定だったが、21日に延期となっていた。

 県は情報収集に当たっており、打ち上げ日時が決まり次第「福井県民衛星プロジェクト」のホームページで告知する。打ち上げ時には、現地の模様を中継する動画配信サイト「ユーチューブ」へのリンクを掲載する。

 県民衛星プロジェクトは、自治体主導で人工衛星を製造し打ち上げる全国初の取り組み。組合は衛星画像利用システムを開発し、衛星データを活用したビジネス展開を目指している。(藤野大輔)