真新しい弓道場でのチャリティー大会で、矢を射る部員たち=3月14日、福井県福井市の北陸高校

 北陸中学校・高校弓道部による第20回チャリティー弓道大会(福井新聞社後援)が3月14日、福井県福井市の同高校弓道場で開かれた。弓道場は2017年12月の火災から2020年末に再建され、同大会を開くのは初めて。部員たちは再建へ寄せられた全国の支援に感謝を込めて矢を放った。

 同大会は参加費の一部を日本ユニセフ協会に寄付する。「部員たちにユニセフを学び、世界情勢を知ってほしい」(谷口広治監督)と01年にスタートした。弓道競技では珍しいチャリティーイベントとして知られ毎年県内外から幅広い世代が参加。弓道場が焼失した際には全国から弓矢などが寄せられ“復活”の原動力にもなった。

 新型コロナウイルスの影響で昨年大会は中止となり今大会は2年ぶり。感染拡大防止のため、県大会に向けた部内の選考会とし、中高の部員約50人が参加した。女子は浴衣を着て華やかな雰囲気。射場に立つと真剣な表情で的を見据え、矢を放っていった。

 新弓道場での練習は1月に始まった。主将の女子生徒(高2)は「毎日練習ができて楽しい。一本一本が雑にならないよう心掛けている。感謝を忘れず弓を引きたい」と話していた。