福井県立高校一般入試の合格者数と2次募集数

 福井県内の県立高校の2021年度一般入試の合格発表が3月12日あり、全日制と定時制合わせて3687人が合格した。新型コロナウイルスの影響で2020年度に続いて各校ホームページ(HP)での発表となり、受験番号を確認した生徒たちは、母校や塾を訪れ、恩師に喜びを報告した。

 県内のほとんどの中学はこの日の午前が卒業式。巣立ったばかりの生徒が待つ中、午後2時に各校HPに合格者の受験番号が掲載された。

 福井市内の大手塾では夕方に受験生が次々訪れ、講師から「おめでとう」「良かったね」と声を掛けられ、頬を緩めた。母親とHPを確認したという女子生徒(15)は「番号を見つけてうれしかった。2人で大声を出した」とにっこり。昨年は新型コロナ感染拡大による約3カ月間の休校があり受験態勢に入るのが大変だったとした一方、今年1月の大雪の休校期間中は「家で自分の受験勉強に集中できた」と話した。

 LINE(ライン)で連絡を取り合いながらHPを見たという女子生徒3人は、アクセスが集中してページを開くのに時間がかかり緊張して待ったという。しばらくして自分の番号を確認でき「おめでとうと送り合った」。高校での新生活に向け「中学にない部活があって楽しみ」「新しいことをしたい」と期待を膨らませていた。

 21年度一般入試は4、5日に試験を行った。合格者の内訳は、全日制24校が3533人、定時制7校が154人。欠席者対象の追試や、新型コロナで受験できなかった場合に設定されていた特別検査は、希望者がいなかったため実施されない。