あわら市役所

 福井県あわら市は本年度の有害鳥獣による農作物被害状況をまとめ3月11日、市会産業建設常任委員会で説明した。カラスによるナシ被害額は2019年度の39万円を大幅に上回る、過去最高の550万円となった。

 イノシシ、ハクビシン、アライグマ、カラスを合わせた被害面積は32ヘクタールと、19年度に比べ10倍を超える数値。被害額も1089万円で倍近くになった。

 鳥獣被害の大半を占めるのが、カラスによる波松地区でのナシ被害。過去5年間は被害額が少なく推移していたが、本年度は額の増加だけでなく捕獲数も19年度の約3倍の106羽。個体数の増加が懸念されるという。

 市は対策として、防鳥のワイヤを波松地区で整備する。ナシ農家58戸28ヘクタールのうち、申請のあった41戸18ヘクタールを対象に、新年度当初予算で2858万円を盛った。