福井県庁

 福井県は、2022年春に入庁する県職員採用試験の概要を発表した。北陸新幹線敦賀開業を見据えたインバウンド拡大など県政課題の解決に向け、専門的な知識や経験を持つ人材を採用する「アピール枠」を新設する。

 Ⅰ種試験で設けるアピール枠は、インバウンド推進に当たる国際貢献活動経験者や、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進に取り組む情報処理技術資格者などを募る。通常の教養試験でなく、民間企業で用いられている基礎能力試験(SPI3)やアピールシートで選考する。人事委事務局は「民間企業を視野に就職を考えている人材も幅広く取り込んでいきたい」としている。

 バブル崩壊後に就職難だった主に30~40代を対象に本年度創設した「就職氷河期世代対象枠」、県外の企業などで培ったノウハウをU・Iターンしてもらうことで県の政策立案に生かしてもらう「移住・定住促進枠」は引き続き設ける。

 採用予定人数や受験資格、試験内容など詳細は4月下旬に公表する予定。