福井県警の大麻取締法違反摘発

 福井県警が2020年に大麻取締法違反で摘発した人数は22人(前年比5人増)で、過去最多となったことが3月7日、県警への取材で分かった。30代以下が10年間で倍増するなど低年齢化が進んでおり、県警は若者世代への広報啓発に注力するとしている。

 県警組織犯罪対策課によると、22人の1回目の摘発容疑の内訳は、所持17人、栽培4人、譲渡1人。年代別にみると、10代2人、20代6人、30代6人、40代7人、50代1人。特に30代以下は14人で全体の6割超を占め、11年の7人から倍増した。

 インターネットを通じ比較的容易に安価で手に入れられることなどを背景に、若い世代の摘発は全国的にも増加傾向にある。同課の細田昌希次席は「ネットには、依存性が低い、体への害は少ないなどといった誤った情報も多い」と指摘。県警は、ライブイベントなどの機会やツイッターを通じた広報啓発や、取り締まりを強化する。

 20年に県警が摘発した他の薬物事案では、覚醒剤取締法違反が40人(前年比6人減)で、40、50代が全体の6割超の26人に上った。また、コカインを所持したとして麻薬取締法違反で1人が摘発された。