英国に由来する新型コロナウイルスの変異株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 感染力が強いとされる新型コロナウイルスの変異株が検出された地域が、19都府県に拡大したことが4日、厚生労働省のまとめで分かった。専門家は「現状より急速に拡大するリスクが高い」と指摘。流行の「第4波」を招き、緊急事態宣言の解除や東京五輪・パラリンピックの開催に悪影響を及ぼす恐れもあり、国は対策強化に乗り出した。

 政府は、英国、南アフリカ、ブラジルに由来する3種類の変異株を監視。昨年12月25日に国内で初めて報告されて以降、3月4日までに空港検疫で見つかった例を含め234人の感染が報告された。地域別では埼玉が38人で最多、兵庫36人、新潟29人と続く。