福井県立大学海洋生物資源臨海研究センターで養殖されているサバ=2020年2月、福井県小浜市堅海

 福井県議会は3月3日、総務教育常任委員会を開いた。2022年4月に福井県立大学海洋生物資源学部に開設する新学科の名称は「先端増養殖科学科」と報告した。これまでは仮称で「水産増養殖学科」としていた。

 理事者は「養殖産業におけるAI(人工知能)・IoT(モノのインターネット)など先端技術の活用や、環境データなど科学的な根拠に裏打ちされた養殖技術に関する教育・研究を行う」と説明。福井県水産試験場や企業と共同研究やインターンシップを行うことで地元での就業や起業につなげ、漁業者への技術移転にも貢献していくとした。

 1年は永平寺キャンパス(永平寺町)、2年から小浜キャンパス(小浜市)で学び、2年後期から同市堅海に建設する新学科棟と飼育実験棟を使用する。23年度の新棟供用開始に向け、新年度は実施設計や建設予定地にある県水産試験場の一部建物の撤去工事を行うとした。