オンラインマラニック大会に参加しているランナー=福井県坂井市内

 新型コロナウイルスの影響で市民マラソンの中止が相次ぐ中、スマートフォンを利用した「東尋坊愛の100キロオンラインマラニック大会」が3月1日、スタートした。全国56人のランナーが参加。20日までに走行距離が100キロになるよう各自が好きな場所を走り“完走”を目指す。

 マラニックはマラソンとピクニックを合わせた造語。マラソン愛好家らでつくる実行委員会が毎年開いている。昨年は新型コロナで中止となった。

 本来なら福井県内のご当地グルメや景観を楽しみながら、東尋坊(坂井市)と白山平泉寺(勝山市)を結ぶコースを走る。今年は参加賞として若狭牛とオリジナルマスクがもらえるオンライン特別大会にした。

 全国各地からエントリーがあり、1日は例年の大会通り「愛してるよー」と叫んで各自がスタートを切った。坂井市の女性(64)は「ラン友も走っていると思うと寂しくない。100キロ走ったら若狭牛が楽しみ」と話していた。

 今後、ランナーたちは自由な場所を走り、専用アプリ「TATTA」で走行距離のデータを保存。100キロ到達後、大会事務局にアプリ画面を送信するとウェブ版の完走証が贈られる。