フワリと泳ぐミズダコの赤ちゃん=2月27日、福井県坂井市の越前松島水族館

 福井県坂井市の越前松島水族館で、ミズダコの赤ちゃんの展示が行われている。半透明の小さな体を精いっぱい使って泳ぐ愛らしい姿が、来館者の目を引いている。

 ミズダコは40キロ超まで成長する世界最大級のタコ。同館は毎年飼育、産卵、ふ化に取り組んでいる。お母さんダコは昨冬に雄島付近などで交尾後に捕獲されたもので、6月ごろから1匹当たり数万個を産卵した。数日前からふ化が始まり、「おさかな館」で20~30匹を展示している。

 体長1センチほどの半透明で、小さな吸盤が付いた足をしきりに動かし、フワフワと気持ちよさそうに泳ぎ回っている。飼育担当者は「水に溶け込む半透明の姿、かわいらしい泳ぎを見てほしい」と話している。5月の連休まで公開する予定。