福井県庁

 新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向にあることを受け、福井県は2月28日で「県感染拡大注意報」を解除する。ただ3月は就職や入学など人の移動が増える時期。県はマスク着用や手洗いの徹底に加え、来県者に対し「来県前2週間は多人数での会食など、感染リスクが高い行動を控え、毎日の検温など体調管理をしてほしい」と呼び掛けている。

 県は年末年始の感染者増を受け、1月7日に注意報を発令。同9日には警報に引き上げた。介護老人保健施設では、クラスター(感染者集団)が発生。同15日には、25人の感染が発表され、県内の1日の感染者数としては過去最多になった。1週間の新規感染者数の最高値は62人に上り、特別警報レベルに達した。

 2月15日、注意報に切り替えた。同27日時点の病床数の占有率は全体の2・0%(5床)、重症患者はゼロ、直近1週間の新規感染者数は3人で、いずれも注意報レベルを下回っている。

 ただ3月は年度の切り替えに伴い来県者が多い。県は「来県した同僚や学生が参加する歓迎会や送別会は、来県後2週間経過してから開催してほしい」としている。マスク着用や手洗いの徹底も引き続き求めている。