福井県の福井地区中体連が、春の強化大会を2021年度から廃止することが2月26日までに分かった。生徒の負担軽減と教員の多忙緩和のため。他地区でも廃止決定が相次いでおり、21年度の開催は鯖丹地区のみとなる。

 福井地区中体連は、昨年度末の理事会で22年度から廃止する方向で検討していくことを確認。21年度の大会は負担軽減につながる運営方式を探っていたが、各競技担当者の意向などを踏まえて調整した結果、2月の理事会で廃止を決めた。

 廃止の理由について、同中体連は「生徒が新年度の環境に慣れようとする時期に、余裕を持って過ごせるようにするため」と説明。教員が多忙な時期とも重なることから、負担を軽減して生徒の学校生活を支援するとしている。

 春の強化大会では、一部の競技で夏季大会のシード校を決めていたが、5月以降に練習試合の形式で代替するなどの対応も決めた。

 県内7地区の中体連のうち、06年度からは福井、坂井、鯖丹、若狭の4地区が春の強化大会を開いていた。教員の負担軽減などを理由として、若狭は20年度から廃止、坂井は21年度からの廃止を既に決めている。鯖丹は21年度に関しては、4月24、25日に開催を予定している。