気象庁=東京都港区

 気象庁は25日、昨年の日本沿岸の平均海面水位が、平年(1981〜2010年の平均値)より87ミリ高くなり、統計を開始した1906年以降、最も高くなったと発表した。暖かく体積の大きい黒潮が、関東・東海の沿岸に多く接近し、海面が盛り上がったことが要因とみている。

 日本沿岸の平均海面水位は80年以降、上昇傾向にある。水位の上昇は高潮被害のリスクが増大する原因とされる。

 気象庁によると、観測する四つの地域では、関東・東海の沿岸が132ミリ、北陸から九州の東シナ海側が102ミリ、近畿から九州の太平洋側が73ミリ、北海道・東北の沿岸が40ミリ、いずれも平年より高い。