細く延ばされ、乾燥室につるされるそうめん=福井県坂井市の友吉製粉製麺

 福井県内の製麺所で、そうめん作りが最盛期を迎えている。坂井市の「友吉製粉製麺」では、絹糸のような白い麺と、地元産小松菜の粉末を練り込んだ薄緑の麺が、ずらりと並んで揺れている。

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 冬場は気温が低く、じっくり乾燥させて小麦本来の甘みとコシが引き出せるため、そうめん作りに最適という。

 友吉製粉製麺では、この時期に1日約6600食分を仕込む。北海道産の小麦粉と塩水を混ぜて厚さ約1センチの生地にして、ゆっくりと厚さ約0・5ミリに延ばす。長さ約280センチに細く切りそろえ、乾燥室で棒につるし、2日間乾燥させる。その後、湿度の管理された部屋で半年から1年間熟成させる。

 友吉俊幸社長(69)は「冬に仕込んだそうめんならではの甘みとのどごしを楽しんでほしい」と話していた。

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