一膳一膳、丁寧に仕上げられる名前入りの箸=福井県小浜市竜前の箸匠せいわ

 若狭塗箸を製造販売する福井県小浜市竜前の「箸匠せいわ」で、卒園児に贈られる名前が入った箸の製造が最盛期を迎えている。鉛筆と同じ六角形で持ちやすく、かわいい犬とウサギのキャラクターが描かれている。箸袋に詰められ、新たな門出を心待ちにしている。

 箸は子どもの手に合うよう13~19センチの長さで、九州産の竹を使用。レーザー機器で一膳一膳に名前を彫り、塗料を丁寧に塗りこむ。従業員たちは、箸袋に詰めて発送する作業に追われていた。

 同社では全国の保育園や幼稚園から注文を受けており、2月中に約千人分の名前入り箸を製造する予定。

 木越祥和社長(49)は「家族だんらんの食事を楽しみながら、箸を上手に使えるように練習してほしい」と話していた。