県境トンネル早期実現を求める要望書を渕上隆信市長(左端)に手渡す山東隆明粟野地区区長会長(右端)=2月19日、福井県敦賀市役所

 福井県の敦賀市粟野地区区長会は2月19日、同地区と滋賀県高島市を結ぶ「県境トンネル」の早期実現のため、期成同盟会の設立を求める要望書を渕上隆信市長に提出した。区長会のメンバーは「敦賀の経済や観光の活性化だけでなく、南海トラフ地震発生時の災害支援拠点としても貢献できる」と訴えた。

 敦賀市が滋賀県内を含む周辺市町との広域経済圏を目指す「ハーモニアスポリス構想」では、敦賀-滋賀県高島市間の新たな連絡道路を柱にした「道路網整備」を掲げている。要望書では「山々が(滋賀県との)広域的経済圏の構築を阻害していることが敦賀市の最大の弱点」と指摘し、トンネル実現のため整備促進期成同盟会を早急に立ち上げるよう訴えている。

 この日、山東隆明会長ら4人が市役所を訪れた。渕上市長は「市としても気持ちは一緒。大きな視点で実現できるよう全力で頑張っていきたい」と応じていた。田中和義市議会議長にも要望書を手渡した。

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