福井県内のスポーツ少年団の2020年度の登録団員数が8122人となり、昨年度に比べ966人減ったことが県スポーツ少年団のまとめで分かった。前年度からの減少数が900人を超えるのは1990年度以来。県事務局の県スポーツ協会は「少子化に加え、新型コロナウイルスの影響で活動が減っていることが要因では」と推測している。

 本年度の県内のスポ少は30競技464団体。団員数は最も多かった71年度の1万9900人の約4割となった。

 年代別で最も団員数の多い小学生の加入率は18・7%で、20%を下回ったのは90年度以来。市町別で小学生加入率を見ると、福井や勝山は県全体の加入率を下回るが、嶺南の高浜や若狭はともに約40%と高く、地域差がある。県スポ協は「嶺北に比べ、スポ少以外に活動できるクラブチームが嶺南に少ないことが要因ではないか」とみている。

 県スポ協は日本スポーツ協会が始めた「アクティブ・チャイルド・プログラム(ACP)普及促進研修会」を4年前に導入。スポ少関係者や保育士などを対象に開催している。プログラムは、幼児期から運動遊びを楽しみ、スポーツに必要な動きを習得させることを目的とし、指導の質やスポ少の活動の向上につなげることを念頭に置いている。県スポ協では「今後も広く研修会を開き、スポ少の魅力を高めていきたい」としている。