福井地裁

 大野市発注の林道工事を巡る贈収賄事件の判決公判が2月18日、福井地裁で開かれた。収賄罪に問われた元同市職員(47)に、河村宜信裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年、追徴金50万円(求刑懲役1年6月、追徴金50万円)を言い渡した。

 贈賄罪に問われた同市内の土木建設会社の社員(65)には懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決。

 起訴状によると、元職員は農業林業振興課企画主査として勤務していた2019年5月、石川県内の料亭で、同月に土木建設会社が受注した市発注の林道工事に関する工事費内訳書の写しを渡した見返りに、社員から現金30万円を受け取った。同12月には、社員の自宅で、林道工事の増額変更契約を結んだ見返りに20万円を受け取ったとされる。

 元職員は昨年11月に逮捕され、今月5日に懲戒免職となった。