福井市の2021年度予算案

 福井市は2月15日、2021年度当初予算案を発表した。一般会計は20年度に比べ1・7%増の1167億4700万円で、2年連続で過去最大となった。新型コロナウイルス対策と、JR福井駅西口の再開発支援をはじめ北陸新幹線関連に重点を置いた。19日開会の定例市議会に提案する。

 新型コロナ関連は、当初予算案と一体的に編成した20年度と21年度の3月一般会計補正予算案と合わせて25事業約30億円。そのうち16億5432万円をワクチン接種が占める。

 北陸新幹線関連は27事業約53億円。福井駅西口の再開発は3事業に37億3504万円を支援する。工事中のにぎわい対策に2733万円を充てる。福井駅東側を拡張して整備する観光交流センターの建設工事費に6億900万円を盛った。

 市が重視する子育て、教育は、私立の認定こども園や保育園の整備補助に10億7千万円を計上。人口増の森田地区に3園の新設を進める。森田地区を含めた市北部の学校規模適正化に向けた基本計画の策定や教室の改修に1779万円を盛った。

 歳入は、市税収入が419億3900万円で、現在の市域となった06年以降で最少。リーマンショック後の09年度に匹敵する25億8900万円の落ち込みを見込んだ。市債は162億1060万円で、借り換えなどを除く新規の市債発行額は約6億円増の60億6800万円。21年度末の市債残高は約6億8千万円減の約1457億円と見込んだ。