餌をついばむヤマガラ=福井県大野市の県自然保護センターの「冬の野鳥レストラン」

 福井県大野市の福井県自然保護センターで恒例の「冬の野鳥レストラン」が行われている。今季は大雪で野山に餌が少ないため、窓際に置かれたえさ箱には数多くの野鳥が連日“来店”。かわいいしぐさでえさをついばむ様子が楽しめる。2月28日まで。

 鳥の食べ物が少なくなる冬に毎年実施している。センター2階の森の学習室の窓際に同市阪谷小学校から贈られたヒマワリの種を入れたえさ箱を設置。間近に野鳥を観察することができる。集音マイクで拾った鳥たちのさえずり、餌を食べる音も楽しめる。

 センター担当者によると、シジュウカラやコガラ、ヤマガラがレストランの常連。カケスやツグミも観察することができる。

 1月中旬に勝山市から家族4人で訪れた女児(4)は、えさを食べる野鳥たちを指さしながら「また食べに来た」と、大喜び。「とてもかわいい」と笑顔を見せた。

 例年、牛脂を枯れ木に埋め込んだり、愛好者の写真撮影用として屋外に観察小屋を設置したりしている。今年は新型コロナウイルスの感染防止のため取りやめたほか、同センターは来館時のマスク着用や滞在時間の短縮も呼び掛けている。

 開館は午前9時~午後5時。月曜と祝日翌日は休館。問い合わせは同センター=電話0779(67)1655。