オンラインでスクリーンに登場、「天外者」について語る田中監督=1月16日、福井市のテアトルサンク

 薩摩藩士から実業家となり日本の未来にと奔走した五代友厚を、映画監督の田中光敏さんがメガホンを取って描いた青春群像劇映画「天外者(てんがらもん)」の特別上映会が1月16日、福井県福井市の「テアトルサンク」で開かれた。田中監督がオンラインでスクリーンに登場。主演の故三浦春馬さんの撮影中の気配りなどを振り返り、見どころなどを紹介した。

 田中監督は、三浦さんが熱心に役に向き合う一方で、周囲が伸び伸びできるよう、座長として気配りをしてくれていたと披露。「三浦さんの熱い思いに他の出演者やスタッフが引き込まれ、現場の雰囲気が良くなった。一緒に映画づくりを楽しませてもらえた」と振り返った。

 映画は大胆な発想や行動力で、大きな目標に向かって熱量を持って生きた三浦さん演じる五代が主人公。志を共にした坂本龍馬を三浦翔平さん、岩崎弥太郎を西川貴教さんが演じている。田中監督は「若い人が志を持って一歩を踏み出そうとする前向きな映画。楽しんで」と締めくくった。

 田中監督は、2014年に本県舞台の映画「サクラサク」をはじめ、県内企業のCMなどを手掛けている。特別上映会は、福井街角放送の開局20周年記念として開かれた。映画は、テアトルサンクほか県内でも上映中。

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