記者会見する福井県の杉本達治知事=1月21日、県庁

 福井県の記録的大雪に伴う除排雪費について、杉本達治知事は1月21日の定例会見で「国の補助金も活用することで県の財政が困るということはない」と述べ、財政調整基金の取り崩しも必要ないとの見通しを示した。

 県の本年度の除排雪費は例年を大幅に上回る約35億円となる見込みで、杉本知事は国に特別交付税の繰り上げ配分などを求めている。赤羽一嘉国土交通相は19日の会見で、除排雪費が不足する自治体に財政支援を行う方針を示している。

 新型コロナウイルスの影響による税収減が見込まれる新年度の当初予算編成に関しては「厳しい財政運営を強いられる」と説明。一方、政府の新年度地方財政計画で、本年度と同規模の一般財源総額が確保され、地方交付税は本年度を上回る額が措置された点を評価し「(2040年を見据えた)長期ビジョンの実質的なスタートの年であり、必要なところにはしっかり予算付けしていきたい」と強調した。

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