さまざまな恐竜足跡化石などが展示されている冬季企画展=勝山市の県立恐竜博物館

 福井県勝山市の福井県立恐竜博物館で、冬季企画展「恐竜の足跡」が2月28日まで開かれている。同市北谷町の発掘現場で採取された足跡化石など33点を展示。中には長さが50センチを超える足跡もあり、来館者は「大きすぎる」と驚いていた。

 2020年の開館20周年の節目に、同館の「足跡」をたどるイベントの締めくくりとして開催。50センチ超の足跡化石は目玉の一つで、17年に発見された。長い首と尾が特徴の竜脚類のもので、実物は北谷町の発掘現場に残されており、その複製を初公開した。10年に新種として認められた2センチほどの小型翼竜類の足跡化石などは実物を展示している。

 また、同館が中国で行った発掘調査で、足跡化石に関係する成果も披露。浅瀬を泳いだ際の鳥脚類の足跡化石は、後ろ足のつま先部分としっぽの跡が残存。水底に尾をつけて後ろ足でひっかくように泳いだことが分かったと紹介している。

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