動画の中で、ふるさと納税による寄付を呼び掛けるカズさん

 福井県内在住の人気ユーチューバー、カズ(本名・勝村和央)さん(37)が、大雪に見舞われた県内の状況や支援を訴えた投稿動画が反響を呼んでいる。動画を見た全国の人から「ふるさと納税」での寄付が福井県に相次ぎ、1月19日午前7時半時点で413件580万円となった。県の担当者は「福井にゆかりがない人からの寄付が目立つ」と感謝している。

 動画のタイトルは「【災害】現地の人しか知らない大雪の福井の現実」。動画投稿サイト「ユーチューブ」の「カズチャンネル」で、13日から約17分の動画を公開している。

 生活道路の除雪現場や除雪費が自治体の負担となっている実態を伝え、大雪支援を目的にしたふるさと納税を県が11日から受け付けていることを紹介。インターネットの「ふるさとチョイス」を通じて自身が100万円を寄付する様子を伝えている。杉本達治知事も電話で出演している。

 カズさんのチャンネル登録者数は約185万人。再生回数は19日時点で132万回を超えた。

 県によると、カズさんの動画公開後に県民や福井ゆかりの人以外からの寄付が急増したという。ふるさとチョイスに寄せられた応援メッセージ約200件のうち、90件以上がカズさんの動画がきっかけだった。

 カズさんは「全国的には新型コロナウイルスのニュースが目立つ中、大雪で困っている地域があることを知ってほしかった。大学生や高校生まで寄付してくれて本当にありがたい」と話している。