小林化工の本社=福井県あわら市

 福井県あわら市の小林化工が製造した爪水虫などの治療に用いる錠剤に睡眠導入剤成分が混入した問題で、同社は1月18日、健康被害の報告が214人になったと発表した。3日時点より7人増加。被害者のうち、車などを運転中の交通事故は22人、救急搬送や入院は37人で変動はなかった。

 同錠剤の処方を受けた患者は全国31都道府県の344人。服用した人に意識消失や記憶喪失、ふらつきなどの健康被害が相次いだ。福井県内には流通しておらず被害の報告もない。

 福井県の杉本達治知事は医薬品医療機器法に基づき、同社に対して製造工程や管理体制に関する報告書を、20日までに提出するよう命令している。県や厚生労働省による調査結果と報告書を踏まえ、年度内に行政処分する方針だ。

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