大雪の影響で立ち往生した2021年1月10日の北陸自動車道下り線=福井県福井市寮町から撮影

 大雪による北陸自動車道の大規模立ち往生を巡り、中日本高速道路は1月18日の福井県災害対策本部会議で、今後の対応策として、除雪のための「予防的通行止め」を即座に実施する方針を明らかにした。

 同社の片岡慎一金沢支社長は「ちゅうちょなく予防的通行止めを行い、集中的に除雪を行う」と説明し、より早期に対応することで実質的な通行止め期間を短くする考えを示した。

 国道8号の激しい渋滞に対しては、国土交通省福井河川国道事務所の宮本久仁彦所長が「府県単位や地方ブロック単位にこだわらず、広範囲に予防的、計画的な通行止めが行われるよう調整を始める」と報告。規制の範囲やタイミングについて警察や関係機関と今後協議していく。

 また、県や中日本高速道路などとつくる県冬期道路情報連絡室について、宮本所長は市町もウェブ会議に参加できるよう準備していると述べた。

 杉本達治知事は、集中的な降雪区間に車両を入れないことが重要と指摘。北陸道や国道8号、中部縦貫自動車道について、全体が一つになり対応する必要性を強調した。

関連記事