記録的な大雪となった福井県嶺北地方各地の道路では車のスタックが相次いだ。雪が本格的に降り始めた1月8日から15日正午までの日本自動車連盟(JAF)福井支部への県内の救援依頼(速報値)は4608件に上った。スタックした車の救出が9割以上を占めた。

 依頼は8日に406件、9日には996件と倍増。10~12日はそれぞれ700~850件程度あった。道路の除雪が進み始めた13日でも574件あり、担当者は「応じられない依頼が常に80件ほどあった。終息が見えなかった」と振り返る。全体の件数は平常時の10倍に当たるという。

 中部や関西からの応援も受け、4608件のうち852件を対応した。

 積雪時には現場にたどり着くまでに時間がかかる上に、到着後は雪かきから始まることも多く、担当者は「バッテリーが上がった際の対応は時間が読めるけれど、スタック車の救出は時間が読めない」という。待ち時間に自力で脱出し、キャンセルになったケースも多くあった。

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