福井県庁

 福井県内の介護施設などで高齢者の新型コロナウイルス感染が広がっていることを受け、県は1月15日、県民行動指針などに「重症化リスクの高い方の感染対策徹底」を追加。高齢者やその家族に感染リスクを減らす行動を取るよう呼び掛けた。

 県内で14、15日の2日間に確認された感染者34人のうち、70代以上は22人で6割を超えている。県民行動指針では、高齢者や基礎疾患のある人らは、同居家族以外との会食やカラオケなどの行動を慎重に判断するよう呼び掛けている。また、家族も家庭内でマスクを着用するなどして感染対策を徹底するよう求めている。

 県の窪田裕行健康福祉部長は、感染事例として帰省など年末年始の往来が多いことに触れ「少なくても2週間は、施設に限らず高齢者と一緒に住む家庭でもいつ起こるか分からない状況」とし「高齢者は症状が分かりにくい。少しでも異常を感じたら医療機関に相談してほしい」と訴えた。

 確保病床数の占有率は、指標で最も深刻な緊急事態レベルに達した。直近1週間の新規感染者数は49人、10万人当たりでは6・3人となり、警報レベル(おおむね30~40人、3・8~5・1人)を超えている。

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