受験生を応援しようと製作した「合格サイコロ」を手にする宝木社長=福井県越前市芝原3丁目の宝木石材

 福井県越前市芝原3丁目の石材会社「宝木石材」が、5と9の目しかでない「合格サイコロ」を今年も作った。「100点満点」を願って100個を1月16日に配る。

 受験生を応援するとともに石に親しみを持ってもらおうと、2018年から毎年作り、配布している。新型コロナウイルス感染防止のため今年は中止しようかとも考えたが、多くの人の要望を受け、感染症対策を取った上で配ることにした。

 サイコロは「合格サンキュー」の思いにかけて、39ミリ四方の大きさ。建物の基礎部分に使われ「福石」とも呼ばれる福井市産の笏谷石を使っており、勉強の「基礎固め」がうまくいくように、との願いも込めた。同社の職人ら5人が約1年かけて少しずつ作りためてきた。機械で加工し、最終工程のやすりがけは一つ一つ手作業で行った。

 同社は社内に手作りの「合格神社」を設けており、今年はヒノキや笏谷石で作った鳥居、合格サイコロのランプなども新たに置いて“パワーアップ”させた。宝木幹夫社長(54)は「サイコロを通して、受験生を応援する社員や家族の気持ちが伝わったら」と話していた。

 16日午前8時半に整理券を配布し、密集を避けるためサイコロを渡す時間帯を指定する。同9時から配布開始で、なくなり次第終了。1家族1個まで。問い合わせは同社=電話0778(22)6307。

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