福井県で初公開されている「双頭のヘビ」=1月8日、福井市のハピリンホール

 福井市自然史博物館の出張展示「のぞいてみよう ふくいの大自然」展が1月8日、同市のハピリンホールで始まった。昨年、野生では国内9例目、福井県内では初めて確認された、頭が二つあるヘビの標本をはじめ、県内の動植物や星に関する資料が多彩に紹介されている。14日まで。

 双頭のヘビは、昨年10月に鯖江市で死骸で見つかった。「ヒバカリ」という種類のヘビで体長約10センチ。液浸(えきしん)標本として展示されている。県内初公開で、実物が見られる貴重な機会。

 今年の干支の丑にちなみ、県内に生息する牛科(うしか)のニホンカモシカの剥(はく)製や、ウシガエルなどについてのパネル展示もある。県内で採集された貴重な鳥の羽、県レッドデータブックに掲載されている昆虫などの標本、県内各地で撮影された星景写真も並んでいる。

 同博物館の梅村信哉学芸員は「幅広いテーマ、さまざまな切り口で、普段は博物館に足を運ばない人にも楽しんでもらえる内容になった。珍しいヘビや美しい鳥の羽の標本などを見て、自然に興味を持ってほしい」と話していた。

 同博物館とまちづくり福井が主催。入場無料。入場は午前10時~午後4時45分。

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