船主や家主ら(左)がまいた菓子、もちを拾う区民たち=1月1日、福井県小浜市犬熊

 若狭湾に面する福井県小浜市犬熊(13世帯、約50人)で1月1日、正月恒例の舟祝いが行われた。船主らが自船にもちやタイ、干し柿などを供えた後、集まった区民らにもちや菓子をまき、豊漁と海上の安全を願った。

 犬熊漁港には区民約20人が集まり、台の上に乗った船主や家主約10人に「ちょーだーい」などと声を上げてアピール。投げられた白いもちが足元の雪に埋もれてしまわないように、必死に拾っていた。

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 菓子をまいた漁師の男性(72)は、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ魚介類の需要と価格の上昇を願いつつ、個人的には「健康でいたい」と話していた。

 これに先立ち、区内の得良神社で弓打ちがあり、区長(53)ら4人が「コロナ退散」などと言いながら計8本放った。

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