選手たちに声援を送る丸岡高校サッカー部父母の会メンバー=11月、福井県坂井市のテクノポート福井スタジアム

クラウドファンディングのリターンで用意した応援タオルを手にする丸岡高校サッカー部父母の会の飯田雄一郎会長=福井県坂井市内

 12人目のプレーヤーに―。12月31日開幕の全国高校サッカー選手権に向け、福井県代表の丸岡高校サッカー部父母の会が、クラウドファンディング(CF)「ミラカナ」で活動費の支援を募っている。新型コロナウイルスの影響もあって資金確保が厳しい状況にあり「例年と同じ環境で心置きなくプレーできるよう準備し、全国に送り出してあげたい」と“アシスト”を呼び掛けている。

 サッカー部は現在68人。父母の会によると、首都圏での大会は宿泊や交通費など多くの費用がかかる。大会を前に企業・団体、個人から約1千件の協賛を受けたが、新型コロナの影響もあり地元企業や学校関係者、父母の会で全てをまかなうのは難しいという。

 現在の3年生は福井国体に向けて強化された世代で、全国選手権でも上位に期待がかかる。また今季は、高校世代の強豪が集うプリンスリーグ北信越で初優勝を果たした。本番が迫った選手権に加え、父母の会として2021年の同リーグ、その上位のプレミアリーグ入れ替え戦も視野に入れ遠征費などを準備し、少しでも良いコンディションで試合に臨んでもらいたいとの強い思いがある。

 父母の会は今回、コロナ禍で先行きが不透明な中、今後の持続的な活動資金の確保に向けた新たな試みとしてCFに挑戦することにした。飯田雄一郎会長(44)は「毎年多くの地域の方々にサポートしてもらい感謝しかない。もう一段大きな目標へと向かう選手たちに支援をいただきたい。CFを通して丸高サッカー部のファンになってほしい」と話している。

 「ミラカナ」は福井新聞社と福井銀行、レディーフォーによるCFサービス。今回の目標額は100万円で支援募集は21年1月20日まで。2千円~5万円の5種類で、多機能ボールペンやクリアファイル、タオル、クッキーといったオリジナル応援グッズをリターン(返礼)で用意した。

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