10度目の全国制覇へ意欲を燃やす高坂匠(左)と3年の藤坂尚輝=福井県永平寺町の北陸電力福井体育館

 10度目の全国制覇を福井の地で-。ハンドボールの強豪、北陸高校をけん引するのは地元出身の高坂匠主将(2年)。「学年関係なく高め合い、一戦一戦レベルアップしていきたい」

 2年生10人、1年生18人の若いチーム。下級生に力がありレギュラーも多い中、全国選抜を決めていた前チームで主力だった、逆45度の高坂やセンターの加藤颯真らが引っ張る。

 主将として高坂が掲げるのは「全員ハンド」。前チームに比べ身長がない分、学年の垣根を越えて意見できる雰囲気づくりに努め、自分がプレーする姿で引っ張っていくつもりだ。

 そんな主将像は小中高と同じチームで、いずれも主将を引き継いだ藤坂尚輝(3年)から学んだこと。「面倒見がよく、ずっとあこがれの選手。プレッシャーはあるけど、先輩のようにチームをけん引し、一番いい結果を残したい」

 全国からトップ選手が集う強豪だからこそ「プライドがぶつかりあって、チームとして成熟することで全国制覇が見える」と藤坂。「高坂は気は弱いけど、技術で引っ張ることができる頼れる選手。目指してきた10度目の頂点を、必ず成し遂げてくれるはず」

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 福井県を中心に北信越5県などで開かれる2021年夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)。活躍が期待される1、2年生の選手たちは、高校生活最後のインターハイが開催されなかった3年生の思いを引き継ぎ、特別な大会に臨む。

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