雪景色の敦賀港を出港する巡視船えちぜん(2020年12月)

2020年もあっという間に年末になってしまいました・・・
ついこの間、元号が令和に変わったばかりという感覚ですが、もうすぐ令和も3年目を迎えようとしております。
今年は、新型コロナウィルスの影響で私たちの生活の仕方もガラリと変わり、海の様子もこれまでとは全く違うものとなりました。

今年の福井県の海での事故を振り返ってみると、海水浴シーズンである7、8月は、県内の海水浴場は相次いで不開設となり、夏の海は寂しいものとなりました。
監視体制などの安全管理が行き届いていない不開設浴場での事故の多発を懸念し、様々な事故防止の活動に奔走していましたが、海水浴シーズンが終わってみると福井県内での遊泳者の事故は昨年と比べて激減。
第八管区海上保安本部管内(福井県から島根県沿岸)の福井県以外での府県では遊泳事故が増加した中で、福井県のみ事故が減少した結果となったのは、各自治体など関係機関の方々のご尽力、また福井の海に来られる方々のモラル意識の高さ、あとは、ワタクシうみまるの呼び掛けの賜物でしょうかっ!
と、調子に乗っています。笑

一方、10、11月の釣りシーズンに入ると、「密」になりにくい外でのレジャー活動として釣りをするため福井の海を訪れる人が増え、福井県内の釣りスポットはどこもかしこもすっかり「密」に・・・
岸壁や磯などでの釣り中に誤って海に転落してしまう事故などに遭われた方が昨年と比べて倍以上、過去5年間で最も多い発生数となってしまいました。
釣りの事故に関しては、次の4、5月、春の釣りシーズンに同じような状況にならないよう、声を大にして安全対策を訴えかけていきます!!

さて、年末年始は「数年に一度の寒波」が訪れ「大雪」になる見込みというニュースが流れています。
寒波の原因となる「ラニーニャ現象」、でしたっけ?
ラニーニャって初めて聞く名前ですけど、相当ヤバイやつみたいです。
お正月休みでヒマだからって、間違っても大雪の中で釣りなんてやったらダメですよ!!滑って転んで真冬の海に落ちたら一巻の終わりです。
この年末年始は、ラニーニャとコローニャ・・・いや、コロナの影響で、きっと寝正月となることでしょう。

というわけで皆様、今年1年間まことにありがとうございました。
今年7月から開始した「敦賀海保日誌」ですが、おかげさまで非常にご好評をいただいております。
また来年も、敦賀海上保安部をはじめとする全国で働く海上保安官の応援のほど、また、安全安心な海を守るべく皆様のご協力のほど、よろしくお願い申し上げます!
それでは、よいお年を!!(敦賀海上保安部・うみまる)