福井県の櫻本宏副知事(右)に頭を下げる関西電力の松村孝夫副社長=12月25日、福井県庁

 福井県内の原発にたまっている使用済み核燃料を搬出する中間貯蔵施設の県外候補地選定を巡り、関西電力の松村孝夫副社長(原子力事業本部長)は12月25日、県庁で櫻本宏副知事と面談し、「このタイミングでしっかりとご報告することはできない状況」と述べ、県との約束期限だった年内に提示できないことを謝罪した。

 櫻本副知事は「約束が守られず誠に遺憾。明確な報告がない今の状況では、原発40年超運転をはじめ、原子力のさまざまな課題の議論を進めることはできない」と厳しく批判した。