2020年ラスパイレス指数の状況

 福井県は12月21日、2020年4月1日時点の県内17市町の一般行政職の給与水準を発表した。国家公務員を100とする「ラスパイレス指数」は平均97・1で、前年同期から0・2ポイント減少した。市、町とも全国平均を下回った。

 前年を下回ったことについて、県市町協働課は「経験年数の長い職員の退職が多かったことが要因」としている。

 県内9市の平均は98・7(前年比0・3ポイント減)で、全国の市平均の98・9をわずかに下回った。8町の平均は92・7(前年比0・1ポイント増)。全国の町村平均96・4を3・7ポイント下回った。

 指数が100を超えたのは100・2の福井市だけで、最も低かったのは池田町の90・3だった。

 指数が前年を上回ったのは敦賀市や鯖江市、あわら市など7市町。前年を下回ったのは福井市や勝山市、坂井市など9市町だった。越前市は前年と同じだった。

 【 ラスパイレス指数】全地方公共団体の一般職の給料月額を同一基準で比較するため、国家公務員の月給の平均を100とした場合の地方公務員の給与水準を示した指数。ドイツの統計学者ラスパイレスが1864年に提案した。学歴や経験年数の差による影響を補正し計算する。国と地方を比べて給与の適正化を促すため、総務省が毎年公表している。