福井地裁=福井県福井市

 福井県敦賀市の住宅で昨年11月、同居する夫と義父母を殺害したとして殺人の罪に問われた妻(72)の裁判員裁判の論告求刑公判が12月22日、福井地裁(河村宜信裁判長)で開かれた。検察側は懲役20年を求刑した。

 被告の刑事責任能力の程度が争点。弁護側は「心神耗弱だった」などとして、懲役3年、執行猶予5年が相当と主張し結審した。判決公判は来年1月5日。

 起訴状などによると、被告は心中を図ろうと昨年11月17日午前0時ごろから同2時半ごろまでの間に、夫=当時(70)、義父=同(93)、義母=同(95)=の首をタオルで絞め、窒息死させたとされる。